June 3, 2012

Xperia active(ST17a) カスタマイズメモ

Xperia activeで行った改造のメモ
データは初期化されるので必要なデータはバックアップを行う。
※もちろん改造は自己責任で。文鎮化しても泣きつかない

Xperia active (ST17a)を購入後、ファームウェアのバージョンを4.0.2.A.0.62に上げてしまったのでroot権限が取れなくなりそのまま使っていた。しかし余りにも電池の持ちが悪い(使ってなくても8時間ほどで電源が落ちる)のでついに改造をすることに。

1. ファームウェアダウングレード 4.0.2.A.0.62→.42 ★★☆☆☆
2. root権限取得 ★☆☆☆☆
3. ファームウェアアップグレード 4.0.2.A.0.42→.62 ★☆☆☆☆
4. ESファイルエクスプローラーのインストール ★☆☆☆☆
5. セルスタンバイ問題解消 ★★★★☆
6. FMラジオの日本周波数対応 ★☆☆☆☆
7. 魔法の5行コード追加 MagicalLine ★★☆☆☆
8. フォント変更 ★★☆☆☆
9. FOMAプラスエリア化 (ST17aのみ可能) ★★★★★
10. 要rootなアプリ導入 ★★☆☆☆

星の数は主観的な改造の難易度・面倒臭さを表してみました。参考程度に。
※FOMAプラスエリア化をする場合は、SEUS(Sony Ericsson Update Service)を使って先にloader.sinを準備した方がいいかもしれません。


1. ファームウェアダウングレード 4.0.2.A.0.62→4.0.2.A.0.42
今のところ、.42に下げないとroot権限を取得できないので、「FlashTool」と「Xperia Active (ST17i)_4.0.2.A.0.42_CE.ftf」を用いてダウングレード。
FlashToolをインストールし、C:\Program Files (x86)\Flashtool\firmwaresにXperia Active (ST17i)_4.0.2.A.0.42_CE.ftfを入れる。
FlashToolを起動し、左上のカミナリアイコン→Flashmode→Xperia Active (ST17i)を選択→携帯は電源を切った状態でボリューム下げるボタンを押しながらUSBケーブルをPCと接続する→書き込みが始まり、しばらくすると完了する。
ST17aにST17iのファームウェアを入れても問題は無さそう。また、他のダウングレード方法にWotanServerを使う方法がありますが、有料化されたようです。一回だけ2ユーロ払って使ってみましたが、ダウングレードするたびに2ユーロ必要なので操作は簡単ですが金がかかるのでオススメしません。
参考URL: 雑記帳 - 【ROOT必須】魔法のコードでXperia Active(4.0.2.A.0.62→4.0.2.A.0.42)


2. root権限取得
root取得ツールが使えるように本体の設定を変更する。
設定→アプリケーション→「提供不明元のアプリ」にチェック
設定→アプリケーション→開発→「USBデバッグ」にチェック
DooMLoRD_v4_ROOT-zergRush-busybox-suを使う。
Xperia activeをUSBケーブルでPCに接続し、runme.batを起動。ALL DONE!!が出れば終了。
アプリ一覧の最後にSuperuserが追加される


3. ファームウェアアップグレード 4.0.2.A.0.42→4.0.2.A.0.62
一通りの改造を終えてからのOTA(WiFi経由)アップグレードには失敗したので、root取得後すぐにしておく。.62にアップグレード後でもroot権限は保つ。
設定→端末情報→ソフトウェア更新→インストール
何度か再起動を繰り返し、設定→端末情報→ビルド番号: 4.0.2.A.0.62にアップグレードされる。


4. ESファイルエクスプローラーのインストール
Google Play - ESファイルエクスプローラー
この後の改造で端末内のデータを書き換えるのに使う。
「三」みたいなハードウェアボタン→設定→「ルートエクスプローラー」「ファイルシステムをマウントする」にチェックを入れる




5.  セルスタンバイ問題解消  (要root)
docomoのMVNOでのデータ専用SIMで発生する「セルスタンバイが大量にバッテリーを消費する問題」を解消する。また、通知バーの「」が消えるのでスッキリ。
パッチを当てる。パッチを動かすにはJavaのインストールが必要で、パッチと同じフォルダにjava.exeを放り込んだら動いた。携帯を接続し、execute.batを起動→日本語→Android2.3.3→Xperiaシリーズ→「緊急通報のみ」は、何もしないを選択(エラーが出る)→framework.jarのバックアップを作成→framework.jarの転送はしないを選択(転送しても失敗する)
改変済みの framework.jar を、ESファイルエクスプローラーを使って、/system/framework/framework.jarに上書きする
参考URL: ブローヴちゃん - Android + データ専用 SIM での動作修正パッチ


6. FMラジオの日本周波数対応
custom_settings.xmlをfmradioフォルダに入れてSDカードに転送。ESファイルエクスプローラーで端末内の /system/etc/customization/settings/com/sonyericsson にフォルダをコピペするだけ。逆に海外でラジオを聞きたいときは、入れたfmradioフォルダを消せばいいということか。
FMラジオアプリでラジオを聞くには、アンテナとしてイヤホンを挿さないといけない。
参考URL: @wiki - Xperia X10 mini/mini pro wiki FMラジオの日本周波数対応


7. 魔法の5行コード追加 MagicalLine
ESファイルエクスプローラーで端末から/system/build.propをSDカードにコピーする。
テキストエディタ(TeraPadを使った)で魔法の5行(5行じゃないけど)を追加し、フィンガープリントも書き換える。
改行コードはLFで保存し、元の端末の場所に上書き保存。
参考URL: メモ帳(自分用) - Xperia Active ST17a MagicalLine編


8. フォント変更
Windowsのメイリオを使った。meiryo.ttcをDroidSans.ttfとDroidSansJapanese.ttfに、meiryob.ttcをDroidSans-Bold.ttfにそれぞれ名前変更し、SDカードに保存。ESファイルエクスプローラーから/system/fontsに上書き保存する。すぐに文字化けするが再起動で変更完了。
参考URL: メモ帳(自分用) - Xperia Active ST17a フォント変更編


9. FOMAプラスエリア化 (ST17aのみ)
ドコモのFOMAプラスエリアに対応させるカスタマイズ。要は山間部で繋がりやすくなる。ST17i(国際版)は、ハードウェア的に対応していない。また、この改造を行うと何故かLEDライトアプリが点灯しなくなるので注意。
まずは、必要な2つのファイル 「ST17a の loader.sin」「Xperia arc(ST18i)の amss_fs.sin」を用意する。そのへんの説明は参考URLを見て下さいw
用意できたらFlashToolでBundle Creationして端末に書き込み、変更されたか確認する。
確認方法は、*#*#7378423#*#*に電話をかける。Service info→ConfigurationでUMTS_BC6が追加されていたらOK
参考URL: メモ帳(自分用) - Xperia Active ST17a プラスエリア編



10. 要rootなアプリインストール
TitaniumBackupや、xRecovery辺りでバックアップをしっかり取っておく。
これは使える!といったアプリを見つけたらまた追記します。

改造の際、参考になったサイトのリンク集
Wotan Server

Xperia active改造いろいろ

フォント変更

FOMAプラスエリア化

Xperia active セルスタンバイ問題